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日本には、多種多様な石造物があります。欧米や中国などにあるような、大規模な建造物はほとんどありませんが、路傍に置かれて道しるべや信仰の対象になっている石仏・石碑などは、数多く、散策の際に心を癒してくれます。
数種を選んで取り上げてみました。

1.道祖神　道祖神は道を守る神です。交通の安全を司ると共に、道をやってくる災厄を村落に入れないための、「塞の神」となっています。男女双体で表されるものが、よく知られています。
2.層塔　　　三重から十三重ぐらいまでの、奇数の層を持つ塔です。木造建築物の「五重の塔」などと同じ構成で、九輪や水煙などを持ちます。基部には仏身や梵字を刻むことが一般的です。
3.地蔵　　　石地蔵は最も多い石仏であり、その像容はさまざまです。一般的に僧衣をまとい、錫杖・宝珠を持った姿が知られています。
4.庚申塔　　庚申塔もさまざまな種類があり、刻まれている仏の種類も多様です。近世中期からは山王信仰と結びつき、三猿を刻んだものが多く見られます。
5.五輪塔　　古くからある石塔であり、五種類の石はそれぞれ空・風・火・水・地を表しています。卒塔婆の上部も、この五輪の形をしています。
6.宝篋印塔　五輪塔とともに、もっともよく見られる石塔です。関東型と関西型があり、掲載したものは関東型です。

　３Ｄモデルは、obj形式です。3から5にはテクスチャもつけています。
　上の画像は、Vue4でマテリアル設定したものです。

番外：稲荷の狐(OBJ,PP2)　

Japanese popular stone Buddha/Buddhistic things
1.dosojin
2.sohtoh
3.jizo
4.koshin-toh
5.gorin-toh
6.hokyoin-toh

These are obj format models.To download the model, click the number in the picture.